設置研究会医工連携研究会

目的

医用分野に関連した地域産業の創出を模索することを目的として、産官学が一同に会し、各々の専門性を念頭に医用分野に関連する幅広いシーズやニーズを調査・議論する場を提供します。弘前大学からは、これまで開発を行ってきた主力となる3研究テーマおよびその他新規テーマについて提案・議論し、地元企業からは技術相談・紹介などを定期的に行います。

活動内容

  1. 構成メンバーによる医用分野に関連したトピックを議論
  2. 展示会参加、技術・商品の紹介
  3. 医工連携に関連した講演会の開催
  4. 技術セミナー、知財戦略セミナーなどの実施

設立の背景

近年、弘前市では若年層の市外流出が深刻な問題となっており、この対策のために魅力的な働き口を地元に創出することが強く求められています。一方、弘前市は、独自技術を基に高シェア製品を提供している精密機器関連産業が集積しており、かつ、弘前大学では、医用システム事業を創出することを目的とした人材育成教育が行われてきました。

そこで、医工連携研究会では、弘前市をはじめとする地域自治体や弘前大学、地元企業を中心とした産業界とも連携し、これら有形、無形の資産を継承・融合することで、医用システムに関する教育や研究、地域貢献のさらなる発展をめざし、地域産業の大きな変革を目指して活動を行ってきました。

主な実績

(1)展示会参加、技術・商品の紹介

「青森県ものづくり企業と本郷の医療機器メーカーとの連携推進・マッチング会」に出展しました。

本郷

医療機器設計開発・製造に関する展示情報展「メディカルクリエーションふくしま」への展示を行いました。

メディカルクリエーションふくしま

(2)医工連携に関連した講演会の開催

医用機器産業への展開を考えている地元企業の企画や技術担当および学生を対象とした「医工連携セミナー」を実施しました。

医工連携セミナー

(3)技術セミナー、知財戦略セミナーなどの実施

以下のようなオンライン医工連携セミナーを、東北大学病院臨床研究推進センターの協力のもと、実施しました。

「医工連携知財・開発セミナー」オンライン開催

テーマ:「アカデミア発医療機器 シーズ開発の隘路を克服するために必要なこと」
知財セミナー「知財の基本と活用」
開発セミナー「開発早期段階で考えておくべきこと」

会員名簿

役員

所属

役職・氏名

会長 東北化学薬品㈱ 取締役会長 東 康夫
  カミテック㈱ 代表取締役 上手 康弘
  ㈱コーア 代表取締役 椎名 啓祐
  富士電機津軽セミコンダクタ㈱ 社長 桃井 透
  東和電機工業株式会社 代表取締役社長 榊 美樹
  ㈱ジョイ・ワールド・パシフィック 代表取締役 木村 清勝
  ㈲二唐刃物鍛造所 代表取締役 吉澤 俊寿
  ㈱日本マイクロニクス 代表取締役社長 長谷川 正義
  ㈱ムツミテクニカ 代表取締役 芳賀 弘
  マルマンコンピュータサービス㈱ 代表取締役 長内 睦朗
  ㈱シバタ医理科 代表取締役社長 阿部 隆夫
  ㈱トム・メディック 代表取締役 舘山 光浩
  ㈱青森銀行 代表取締役頭取 成田 晋
  ㈱みちのく銀行 代表取締役頭取 藤澤 貴之
事務局 弘前大学大学院 理工学研究科 教授 笹川 和彦
事務局 弘前大学大学院 理工学研究科 教授 佐川 貢一
  弘前大学大学院 理工学研究科 教授 岡 和彦
  弘前大学大学院 理工学研究科 教授 中村 雅之
  弘前大学大学院 理工学研究科 教授 花田 修賢
  弘前大学大学院 理工学研究科 教授 城田 農
  弘前大学大学院 理工学研究科 准教授 藤﨑 和弘
  弘前大学大学院 理工学研究科 准教授 矢野 哲也
  弘前大学大学院 理工学研究科 准教授 森脇 健司

(2022年12月2日)