活動実績

令和4年度第1回 知財塾を開催しました

日時 令和5年3月2日(木)15:00~17:00
場所 弘前大学創立50周年記念会館岩木ホール及びオンライン開催(Zoom使用)
内容

「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)2022」において、現政権の看板政策である「新しい資本主義」の改革の柱として、スタートアップ育成が位置づけられました。スタートアップの創出元年として大学への期待が大きくなっています。

一方、地方大学では、教員や学生による起業のロールモデルが少なく、どのように起業を行えばいいのか、起業のために何を学べばいいのか、起業のタイミング、経営人材も含めた仲間づくりをどうすればいいのか、といった課題があります。
弘前大学では、「弘前大学ベンチャー認定企業」は現在4社となっていますが、本学教員や学生が主導的な立場で起業した事例は、まだ少ない状況です。

そこで令和4年度の知財塾では、2回にわたり大学発スタートアップに関する内容で開催しました。
1回目は、東北経済産業局産業技術革新課のスタートアップ担当より、国のスタートアップ支援に関する情報提供を行って頂いた後、大学発スタートアップの事例紹介として、会津大学発スタートアップ第1号で会津大学1期生が起業した「株式会社会津コンピュータサイエンス研究所」、並びに、福島大学発スタートアップでJST・START事業の成果で起業した「株式会社ミューラボ」の2社に、事業内容の紹介、起業至った経緯、起業までに苦労した点などについてご講演頂きました。

リアルとWebのハイブリット開催となった今回ですが、多くの皆様にご参加いただきました。
お忙しい中ご参加いただきましたこと、厚く御礼申し上げます。

 

ーー開催概要ーー

◆開会あいさつ

◆講演1『大学発スタートアップに関する政策動向』
東北経済産業局 地域経済部 産業技術革新課 課長補佐 晴 山 美保子 氏
・演題「スタートアップ支援に関する政策動向

◆講演2『大学発スタートアップの事例紹介』
○株式会社会津コンピューターサイエンス研究所(オンライン)
会津コンピュータサイエンス研究所 代表取締役所長 久田 雅之 氏
・演題「地方都市におけるベンチャーの起業について」

○株式会社 ミューラボ
株式会社 ミューラボ代表取締役社長 伏見 雅英 氏
・演題「福島大学発 ディープテックベンチャーの挑戦」

質疑応答・交流

主催 弘前大学研究・イノベーション推進機構
共催 弘前大学健康未来イノベーション研究機構・ひろさき産学官連携フォーラム・大学コンソーシアム学都ひろさき・みちのくアカデミア発スタートアップ共創プラットフォーム(MASP)
後援 イノベーション・ネットワークあおもり
参加者 63名(オンライン26名)
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